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日本鱗翅学会第56回大会(名古屋大会)
参照:日本鱗翅学会
2009年11月 7日(土)・11月 8日(日)
名城大学天白キャンパス
今日は、名古屋の名城大学で開催された
日本鱗翅学会第56回大会
に参加してきました。大会は昨日から開催されており、
昨日はアサギマダラのシンポジウムや懇親会もありましたが、
私は仕事があったので今日だけしか参加できませんでした。
午前中の講演を一部聴いた後、お昼休みにあった自然保護委員会に出席し、
最後にあった
シンポジウム「シロチョウ科の最近の話題」
にパネラーとして参加してきました。
シンポジウムB(15:00-16:30) <N201教室>
シロチョウ科の最近の話題 オーガナイザー 北條篤史
SB-1 シロチョウ科の分類の現状とその問題点 矢田 脩(九州)
SB-2 キチョウとキタキチョウの種分化:生殖隔離と遺伝子浸透 加藤義臣(関東)
SB-3 いわゆるヤマトスジグロシロチョウについて 松田真平(近畿)
SB-4 東アジアを中心にしたEurema属とArtogeia属の最新の分子系統関係 ○新川 勉・野中 勝(関東)
パネルディスカッション (矢田 脩・加藤義臣・松田真平・新川勉・高橋真弓・藤井 恒)
ところが、4つの話題(講演)が長引いて、パネルディスカッションをする時間がなくなってしまい、最後に高橋真弓さんと私がコメントを簡単に述べて、終わるしかありませんでした。
4つの講演を聴いて、問題点など、指摘したいことがいくつもあったのですが、議論もできずとても残念でした。
以前、日本進化学会の京都大会でオーガナイズしたワークショップでも問題にしたことがありますし、日本鱗翅学会の大会でも何度か指摘したことですが、
有性生殖をするチョウなどの場合、
ミトコンドリアDNAの特定の遺伝子の違いだけで、
同種か、別種かどうかを判断することはできない
ということを、なかなか理解できない方がおられるのは、残念なことです。
なお、来年の大会は、東京大学で開催される予定だということです。
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